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No.1032 偉大なる脇役の逝去を悼む [映画]

 俳優・大滝秀治さん(享年87)が死去されたそうです。
氏の存在を意識したのは、1970年代に公開された「男はつらいよ」、そして「八つ墓村」でした。

 「存在感のある脇役」とでも言い表すのが適当なのか、迷ってしまいますが、見事な演技でストーリーの展開を助けるあたり、「昭和から平成を生き抜いた名脇役」の代表格と呼んでも過言ではないと思います。

 前述した「八つ墓村」は、隣県で起こった事件を小説化、その原作を元に映画化された作品で、近年リメイクされたTVドラマでは描き切れなかった時代描写が絶妙です。
この種時代を遡った物語は、演じる役者のキャラクターが邪魔をする場合も多く、現在放映中の某国営放送による大河ドラマなど、その悪い例としては、見本となる筆頭格でしょうか。

 心に残る映画は、主演の役者もさることながら、脇役の絶妙な演技が重要だと感じています。
偉大なる俳優の死で、昭和は遠のくばかりです。

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No.745 「男はつらいよ」 [映画]

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 このところ、忙しさに任せて、ご無沙汰していた映画、「男はつらいよ」を見ました。
といっても、劇場公開していませんので、DVDを鑑賞した次第です。

 「男はつらいよ」は、1969年夏の公開の第1作から、1995年の第48作までを、全て渥美清さん主演で、多い時には、年2回制作というヒット作品だったことは、改めて述べる必要もありません。
そのなかでも、特に私が好むのは、シリーズ第34作の「寅次郎 真実一路(1984年12月公開)」です。

 怪獣映画さながらの冒頭シーンは、まさに抱腹絶倒というか、アホらしさも計算しているようですね。
さらに印象的なのはラストシーンで、廃止になった鉄道の駅で朝を迎えた寅さんたちは、レールが撤去され、列車が来ないことに気付きます。
これこそ、1984年3月に廃止された南薩線をロケ地に加えた、ニクい演出でしょう。

 その南薩線は、廃止から四半世紀を経て、昨年春から所縁の地で写真展を開催することにより、先人の労苦で敷設された鉄道の重みを、再認識できたと思います。
映画自体はコメディタッチですが、環境問題を含め、普段の生活で、私たちが忘れている何かを思い出させてくれるはずです。
※ラストシーンに登場した伊作川橋梁(撮影:急行しらぎりさん)


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No.677 食わず嫌い解消 [映画]

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 画像は、数年前に公開された映画の台本です。
DVDに付属、つまり「オマケ」でした。

 どちらかといえば、最近の邦画に関しては、食わず嫌いの傾向にありますが、行きつけのCD&DVD販売店で、旧作在庫の投売りをやっていたので、物は試し…とばかりに入手しました。
メーカー希望小売価格が、5千円台のDVDを、千円以下で売っていたのには少々驚きました。

 地上波デジタル放送が始まり、DVDレコーダーで録画すれば、既製品のDVDと大して変わらぬ画質で見ることができるご時世ですから、販売店も大変でしょうね。
ちなみに、BDのコーナーにも新譜が多く並び、価格も、初期のDVDに比べて、随分安いと感じましたが…。
      

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No.651 息抜き [映画]

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 たまには息抜きしたいと、「1941」を観ました。
30年前に封切られたコメディで、内容は今さら申すべきでもないと思います。

 歴史劇を、コメディに仕上げてしまうセンスは、30年を経た現在も色褪せないと感じました。
古い映画の中には、再上映して欲しい作品が多々あります。

 映画は、映画館で観るのが一番ですが、今や、田舎町には皆無の状態なのが、悲しいながら現実です。
自主上映などの活動を、非営利で運営されている所もあるようですが、もっと増えることを望んでやみません。

   
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No.346 寅さん [映画]

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 「男はつらいよ」が制作されなくなって、随分日が経ちます。
私の好きな映画のひとつで、何よりも安心して観ていられるのか良かったですね。
派手なアクションシーンや、セクシーなシーンも無いのに、何でこんなに惹かれるのでしょうか?
登場人物のキャラクターもしかりですが、私は日本各地の姿、それも俗化していない部分が多く出てくるのが大きく作用している気がします。

 その「男はつらいよ」シリーズは、今年で誕生40周年を迎えるとか。
シリーズのなかで、私が最も好きな作品は、第34作の「寅次郎真実一路」です。
制作されたのが1984(昭和59)年で、キャストも乗りに乗っていた頃だと思います。
しかし、月日は流れ、御前様をはじめ、タコ社長、テキ屋仲間のポンシュウ、車屋のおいちゃん、そして寅さんと、何れも物故者となってしまいました。
 ストーリーは省略しますが、冒頭のショートギャグに登場する怪しげな湖と、ラストシーンに出てくる廃線の駅は、距離にして5kmにも満たないことを、彼の地を何度か訪れることで知りました。
何故か、心に沁みる、名作のひとつです。

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