So-net無料ブログ作成
アマチュアビデオクラブ ブログトップ
前の10件 | 次の10件

No.1058 四半世紀の時が過ぎ [アマチュアビデオクラブ]

 広島ビデオコミュニケーションクラブ(HVCC)が結成されて、今月6日で25年になります。
当時、隣町にあったV社系列のビデオ専門店が音頭を取り、顧客を中心に集まったのが発端でした。

 店が関与したクラブでしたが、その店を利用しない(商品を買っていない)人も居ましたから、全くのクローズドではありません。
私は、発足当時から事務局を任され、運営に当たりました。

 当初は、撮影会を催し、その後、撮影会の素材を編集した作品の上映会というパターンで、他地域のクラブでも多く見られた活動形態です。
会場は店側が提供してくれますから、上映機材等を準備する必要も無く、世話をする立場からすれば楽でした。

 その後、販売店が廃業することになり、運営形態の変更を余儀なくされます。
このことが無ければ、こんにちまで活動を継続することは難しかったでしょう。

 全てを自前でやることは、健全な運営形態ですが、世話をする立場からすれば、楽でない部分も多々あります。
その後、当時会長の立場にあった人が、別の販売店の介入という事態を招き、自ら去っていくという現実がありましたから、特定の店舗やメーカーに依存しない運営が如何に大切であるかを再認識しました。

 以来、クラブの運営に関して、世間一般のような役員的な肩書きは付けず、代表+補佐という体制で続いています。
残念なことは、若い世代がビデオクラブの活動に興味を示さないことで、単に撮影するだけの人が増えているという感じがしてなりません。

 田舎のクラブではありますが、他と少し違う活動も行なっています。
基本的に、クラブ全体での撮影会は行ないません。
素材は、各自が気に入った物を集めれば良いだけの話ですから。

 その分、編集には力を入れています。
各自の機材を持ち込んでの講習会も、10年以上続いており、すっかり定着しました。

 今年度の資料を作成するうち、結成以来の物故者が7名居られることに、改めてクラブの歴史を感じました。
何時まで続くかは分かりませんが、もうひと頑張りする必要がありそうです。


↓宜しければ、応援のクリックをお願いします。       
人気ブログランキングへ

広島ビデオコミュニケーションクラブ(HVCC)
http://www42.tok2.com/home/hvcc/

No.1051 年頭にあたり [アマチュアビデオクラブ]

 正月も早や3日、皆さん如何お過ごしでしょうか。
本年も拙文「電脳少年団」、よろしくお願いします。

 当地は寒い年明けとなりました。
降雪量自体は、昨年12月中旬より少ないものの、毎朝少しずつ降るというパターンです。
当初の気象予報では暖冬と伝えられていましたが、後に寒波が来襲すると訂正されました。

 早いもので、当クラブを結成して、来月で25年になります。
その当時、隣町にあったV社系列のビデオ専門店が音頭を取り、同店の顧客を中心に集まったのがHVCCです。
個人的には、当初から事務局を任されて、世話をし続けて来ました。

 メーカーや販売店が主体のクラブに関して、メリットとデメリットがあり、その辺りは早い段階に認識した次第です。
件の店が廃業し、文字通りの独立運営となって間もなく、会員の中に非常識というか、利己主義の塊みたいな人が居て、存亡の危機に瀕したこともありました。

 また、運営というか、関わっていた地元TV局のリポータークラブ(その後正式に解散したという話は聞いてませんが…)の行事を巡り、別の販売店から介入を受けたことも、苦い思い出のひとつです。
そうした苦難も、クラブ運営の教訓として生かしてきたと思います。

 四半世紀という時間は、悲しい別れも体験させてくれました。
死去された会員も、5名を越えています。
趣味を通じて付き合いが深まり、お互いを理解すればするほど、別れは辛いものです。

 他地域のクラブに無い取り組みも、会員の協力で定着化してきました。
作品づくりからスタートしたクラブですが、機材は変われど、取り組み姿勢(課題)は不変だと感じているところです。

↓宜しければ、応援のクリックをお願いします。       
人気ブログランキングへ

広島ビデオコミュニケーションクラブ(HVCC)
http://www42.tok2.com/home/hvcc/

No.1039 贅沢な時間…再び [アマチュアビデオクラブ]

den1039.jpg

 クラブの合宿で、県境を越えて、林間学舎まで出向いていました。
上記(書き出し)は、過去公開した拙文と全く同文章です。
山々も紅葉が始まっており、春に訪れた時とは異なった印象を与えてくれます。

 会場は廃校となった小学校を転用した宿泊研修施設で、当クラブでは1998年春から利用しています。
建物自体に変化はありませんが、かつての校庭に公衆トイレが設置されたりして、長期間利用すると微妙な違いに気付くことも。

 例会同様、各自が編集システムを持参するのですが、泊まりがけということもあって、普段より掘り下げた講習が行なえます。
講習といっても、レクチャー形式ではなく、各自の取り組みに応じて、相互にアドバイスしあう形です。

 夜は懇親会を行なうのですが、ビデオ以外の話が豊富なのも特徴です。
みなさん、人生経験の豊富な方々なので、楽しく時を過ごせました。

 当日、隣接する旧体育館では、地元神楽団の練習が行なわれていました。
過去、何度も撮影&見学させてもらったこともあり、すっかりお馴染みです。
なかなか見れない練習風景で、贅沢な時間を満喫したひと時でした。

↓宜しければ、応援のクリックをお願いします。       
人気ブログランキングへ

広島ビデオコミュニケーションクラブ(HVCC)
http://www42.tok2.com/home/hvcc/

No.1025 亡き友の遺言 (2) [アマチュアビデオクラブ]

引き続き、Mさんの文章をご紹介します。

【構造改革(案)】
フォームの崩れを修正するには
①初心に帰ること
②足元から一歩一歩
③面倒がらない
④未知への挑戦、などを心がけたいと思っています。

社会を見る目を養おう
・制作目的
 題材日常の中から関心を持って問題点を見つける「頭」と「心」の訓練

・問題点の解釈
 すべて、ああ良かったに終わらず、「なぜ」、「どうして起こったか」、「私ならどうする」と、過去の歴史的背景、現在置かれた立場と将来を見つめ、私なりに、過去、現在、未来を一本の糸につないでみる。
先人の知識を、次の世代に引き継ぐ役目に徹する。

編集方法
・5W1Hで、3分間にまとめる
3分間作品づくりのため
①5W1H手法
②起承転結
重複カット、余分なカットを捨てて、3分間に凝縮する。
主義、主張を入れて個性を出すように心がける。

「ローマは1日にして成らず」と言われています。
「継続は力なり」をモットーに、「構造改革」もお題目に終わらないよう頑張りたいと思っています。
 
【最後に】
 当クラブで恒例の方が頑張っておられる姿を目にできることは、私にとって非常に励みとなります。
世間では、「忘れた」、「覚えられない」と、年齢のせいでギブアップを聞きますが、カタカナ交じりの外国語、身勝手なパソコンを操作してノンリニアができることは何と素晴らしいことです。
先輩の血のにじむ努力と情熱はもちろんのこと、また、サポートされたKさん、仲間の支えがあったからこそと思っています。
こんな立派な先輩をお手本にして、将来ビデオをやってよかったという日を夢見て、新たな気持ちで頑張りたいと思っています。
★完★

いわば志半ばで亡くなったMさんでしたが、氏の思いを受け継ぎ、仲間と共に頑張って行きたいと考えています。

↓宜しければ、応援のクリックをお願いします。       
人気ブログランキングへ

広島ビデオコミュニケーションクラブ(HVCC)
http://www42.tok2.com/home/hvcc/

No.1024 亡き友の遺言 (1) [アマチュアビデオクラブ]

 早いもので、会員のMさんが亡くなって2年が過ぎました。
10年前、氏が例会で発表されたリポートが残っています。
以下、氏の文章をご紹介して行きたいと思います。

【はじめに】
 私はHVCCに入会させていただくまでは、ビデオは自分で楽しめばという安易な気持ちで、付き合ってきました。従って、何も訴えるビデオもなく、自分のいい加減さに気がつきました。
この機会に、ビデオを通じて交流の輪を広げ、残りの人生を有意義にするため、私のビデオ構造改革に向けて総括してみました。

【反省点】
ビデオを始めた動機
・孫の成長記録(孫が生まれた)
・旅のカメラ代わり

撮影の反省点
・事前の調査も手抜き
 行き当たりばったり、旅ビデオ、グルメビデオに終わった

・目的意識の欠如
 「成る程」といった作品のバックボーン無し

・起承転結の欠如
 ストーリーがバラバラ

・5W1Hの欠如
 主役、舞台が不明

編集の反省点
・重複カット多し
・要らないカットを捨て切れない(自分だけの思い込み)
・3分完結の意識ない(ダラダラ長く、凝縮されてない)

目的意識の無いビデオは長さばかり目立って、共感を呼ぶビデオでない。
「ああ楽しかった」、「また行こう」と、その場限りの作品になった。
★続く★

↓宜しければ、応援のクリックをお願いします。       
人気ブログランキングへ

広島ビデオコミュニケーションクラブ(HVCC)
http://www42.tok2.com/home/hvcc/

No.1019 悩み多き集い [アマチュアビデオクラブ]

den1019.jpg

 ほぼ毎月、ビデオクラブの例会を催しています。
今世紀の初め、それまでの方式を改めた「ノンリニア編集」を、多くの仲間が採用しました。

 それまでは、VTRを複数並べて編集していましたから、方式としては全く異なります。
VTRの間に、タイトラーやエフェクターなどを介在させ、装置一式だと相当高価でした。

 黎明期のノンリニア編集は、PCの能力が低く、HDDの容量も少なかったので、大いに苦労したものです。
価格も、現在より数倍高価でしたが、操作に慣れると便利、しかも画質劣化が少ないということで、次第に普及しました。

 当クラブでは、例会時に各自の編集システム、つまりPCを持参することにしています。
「人前で操作するのは恥ずかしい」という人も居るでしょうが、気心が知れた仲間なら、そうではないはず。
運搬は少々面倒ですが、お互いの取り組みや、悩みなども出し合い、機器の調整なども行なえるので、まさに好都合です。

 ただし、良いことばかりではありません。
時に、システムの不調が重なり、上手く編集ができないなどという事象も発生しますから、その解決に向けて、共に考えることが必要です。

 他で多く行われている、何となく集まって、作品を上映して終わる方が、数段楽なのは分かっていますが、問題を解決した時の爽快感は、取り組んだ人にしか分からないと思います。
巷は「動画編集」と呼ぶ人も多いようですが、私たちが取り組んでいるのは「ビデオ編集」です。

↓宜しければ、応援のクリックをお願いします。       
人気ブログランキングへ

広島ビデオコミュニケーションクラブ(HVCC)
http://www42.tok2.com/home/hvcc/

No.1006 作品づくり苦労話 (14) [アマチュアビデオクラブ]

1995年12月、当時広島市内に在住のアマチュア映像作家Kさんと対談する機会を得ました。
その頃、クラブの会報はプリントした物を配布しており、現在のメール配信からすれば、手間がかかっていたのも事実です。
そのクラブ会報の発行100号を記念して、前述した対談となった次第で、翌年春、冊子にまとめて配布しました。
これまで何度かに分けて、収録した内容をご紹介してきましたが、今回は「最終回」です。

※文中、◎がKさん、㈹は聞き手である私
 原文のまま転載

【苦労してつくる20分の作品】

ここでKさんご自身の将来的な夢というか、展望のようなものをお聞かせください。


一口で言って、迷ってしまいます。
その時々で自分の調子もまちまちです。
当然、スランプもあります。
東京での発表会(映像二人展)が終わってから、じっくり考えようと思います。
 自己表現ということで言いたいことを言うのですが、長いんですよね。
どうしても言いたいことが多いから、苦労の末に切り縮めて20分にしています。
それてせも自分では短くしたと思っても、第三者から見たら長いと思われるんですよね。
だから5~10分の作品を、と思うのですが、「重さ」が違ってきますね。


いままで拝見した作品のなかで、多少不要なシーンがあったとしても、あの長さは余裕を持った時間だと思います。
それを10分で、ということでしたら、「移ろえど…」にしても「生き生きて…」にしても完成していないでしょうね。


説明の部分は、どうしても必要なんですよね。
例えば「移ろえど…」でも、話は一人が5~6分程度です。
これをストレートにつないでいったのでは、この人が、どういった背景で、どう思っている人かがわからない。
だから、説明も必要なんです。
この人たちの話ばかりだと、ダラダラしてしまいますから、途中のシーンも生きてくるはずです。
 そういった点ではテーマの絞り方も含め、ほのぼのとした内容の作品や、楽しい作品にも取り組んでみたいし、人間に迫る思いものというか、風刺的な作品もやってみたいと思います。


Kさんの場合、作品のつくり方が慎重だと感じるんで、量産は無理だろうと思いますが、やはり考えて制作されるので、その方が良いと思います。


○○さんは年に何本くらいつくれますか?


長短や善し悪しを抜きで、4~5本程度でしょうか。
本当に悩んで制作するというのは1~2本になります。
来年も、上半期は1本にかかりきりになりそうです。


私の場合、軽いタッチの作品を気休めにやってみようと思っても、何か妙な色メガネで見られるし、プレッシャーそれ自体もありますね。


Kさんは「社会派」というイメージが作られすぎているからでは?


自分自身は、楽しい作品の方が好きなんですよ。


今後も、こだわった作品づくりに取り組まれることを望みます。
どうも長時間ありがとうございました。
★完★

↓宜しければ、応援のクリックをお願いします。       
人気ブログランキングへ

広島ビデオコミュニケーションクラブ(HVCC)
http://www42.tok2.com/home/hvcc/

No.1005 作品づくり苦労話 (13) [アマチュアビデオクラブ]

1995年12月、当時広島市内に在住のアマチュア映像作家Kさんと対談する機会を得ました。
その頃、クラブの会報はプリントした物を配布しており、現在のメール配信からすれば、手間がかかっていたのも事実です。
そのクラブ会報の発行100号を記念して、前述した対談となった次第で、翌年春、冊子にまとめて配布しました。
以下、何度かに分けて、収録した内容をご紹介したいと思います。

※文中、◎がKさん、㈹は聞き手である私
 原文のまま転載

【完成後も時間を置いて再検討】

確かに、撮ったテープ1本のNGだけ抜いて、BGMを入れて…、言い方は悪いのですが、この方が楽に決まっていますね。


そうした内容だけだったら楽しいですよ。
必要なカットが、どのテープに入っていたのかを探す手間もかからないだろうし…。


以前撮影した素材テープも保管しておくと、今年は紅葉が撮れなかったから昨年の画を使おうか、ということも可能です。
流行を追った取材は別として、自然の風景に関してはストックした素材が再利用できます。
 そのあたりから必要な画、不要な画というのを分けていかないと、何でもかんでも撮り下ろしの素材でしか作品をつくれない、という発想を転換する必要がありますね。
 最初の段階で、何を何のためにつくるのか?というところからとらえ返すと、画も必要なのか不要なのかが当然出てきます。
そうでないと、それなりに編集はできるだろうけれど、10年20年先にも鑑賞に耐えることは難しいだろうと思います。


私は一度つくった後でも、時間を置いて再度見直すことにより、手直しをしています。
例えば20分の作品で、手直しが30箇所あるとします。
それを修正しても二回目でも10箇所、三回目でも5~6箇所出てきます。
 しかし、締切まで間が無いで、それで出す。
出した後でも、ここはこうしておけば良かった、ということもあります。
それだけの余裕を持つと、客観的に見られるし、ギリギリになることにより、逆効果が出ることもあります。


私も作品のペースが速すぎる傾向がありました。
最近ではカット表を書いたりしています。


私はコンテは、やったことがありません。


コンテには相当時間がかかります。
必要性はありますが難しい…、ただ、カット表はあった方がいいですね。
作品の内容にもよりますが、いい加減なつなぎ方では、やはりそれなりの作品しかできませんから…。


そういった事例は、私にもあります。


1秒以下、フレーム転移の管理は難しいこともあって、アマチュアの場合は、まだまだ当てづっぽなじった意がまかりと追っている世界ですからね。
カメラもしかるべきですが、編集システムにも力を入れると「精度の高い編集」、つまり字余りや途中切れといった現象を少なくできるはずです。


ビデオをやつている人で、アフレコやインサート機能のあるVTRを持っているのはどれくらいなのでしょうか?


一概には言えませんが、例えば主に子供の行事を撮る人がいるとします。
そうした人は9割程度、それらの機能を必要としていませんね。
せいぜいダビングして終わりでしょうか。
たとえ機能が付いていても、使い方がわからない場合も含め、使わない人が大部分ではないかと思います。


そうなると、BGMも入らないでしょう?


よく聞くのが、ダビング時にBGMを入れる方法です。
言い方は悪いのですが、子供の行事などを撮った作品は、自分の子供は良く撮れていますが、何をどうやった場所でやっているのかがわかりにくい内容のものが多いんです。
やたらズーム最望遠のアップばかり、ロングの画が少ないことも影響しています。
自分の子供しか撮っていないから前後の状況がわからないし、運動会にしても学芸会にしてもそうですね。
 要は他人に見せようと思って撮っていないし、編集されていないからそうなのでしょうけれど…、そのあたりが、撮影するだけの一間一般的な現状ではないかと思います。
だから、見る人も「面白くない」ということになるのでは…。
 しかし、撮った人にとっては我が子は宝ですから、自己満足でもいいのでしょうが、実際には、当の子供自身が見ても面白くないのではと思います。
私の場合、子供から「自分は見られないので、他の競技なども撮って欲しい」と言われていました。


自分がこうしようと思っても、なかなか思い通りにはなりませんものね。
昨年のビデオポエムのなかで、小学校の運動会の競技に幼児が飛び入りしたという作品がありましたが、あれは面白かった。
ああいうのは、子供が転んだり落ちたりというのと違って嫌味がありません。
ユーモアがあって、本当に笑えると思いました。
★続く★

↓宜しければ、応援のクリックをお願いします。       
人気ブログランキングへ

広島ビデオコミュニケーションクラブ(HVCC)
http://www42.tok2.com/home/hvcc/

No.1004 作品づくり苦労話 (12) [アマチュアビデオクラブ]

1995年12月、当時広島市内に在住のアマチュア映像作家Kさんと対談する機会を得ました。
その頃、クラブの会報はプリントした物を配布しており、現在のメール配信からすれば、手間がかかっていたのも事実です。
そのクラブ会報の発行100号を記念して、前述した対談となった次第で、翌年春、冊子にまとめて配布しました。
以下、何度かに分けて、収録した内容をご紹介したいと思います。

※文中、◎がKさん、㈹は聞き手である私
 原文のまま転載

【音声も映像と同じく重要・・・その②】

TV局のように、役所などを通して協力してもらえるのと違い、ある程度は行き当たりばったりになりますね。


私も現役ではありませんから、取材も難しいし、肩書きが無いから人の見方も違うと思いながら、それならそれで開き直りも良かろうと、「蟷螂の斧」は、その意味でひとつの挑戦であったわけです。


例えば旅行の記録だと、あらかじめコースが決まっている場合が多いです。
つまり、時間も、場所も、宿泊箇所、食事も決まってしまっているので、お膳立てされた撮影になってしまい、参加した人は別として、面白くないんですね。


なかなか意外性も出てこないしね。


TV局の取材ではありませんが、第三者へ全てを手伝ってもらうのがアマチュア本来の取材なのかということですね。
可能な限りは自分で調べるというか、たとえ行き当たりばったりであっても人に聞いて教えてもらうとか、当然する必要があるし、それをつくろうとする意思の表れだと思います。
そうでないと、単に風景を撮って終わり、ということになりますね。


取材には勇気も要るし、体力も使う。
努力しなければなりません。
その一歩手前で止まって、「私にはできない…」と言う人が割と多いんです。
私の中にも、そういった面はあります。


理想的には、そうした手法を取るべきだと思います。
私自身も試行錯誤しているところです。
話は変わりますが、現在話題になっているDVCもV社製のようなコンパクトサイズだと、相手に意識されにくいという点で便利でしょうね。


音声を収録するという点だけでも意味があります。
カメラを構えると、どうしても相手は意識するものです。
音声さえ入っていれば、あとは画をインサートすることもできますからね。


資料館などでも、内部にどの程度は入れるのか…、話くらいだったら関係者にしてもらえるだろうし、詳しい人も居るだろうから「教えて欲しい」と言えば、ある程度の協力は得られるだろうと思うんです。
しかし、マスコミと違いますから、第三者に頼ったとしても、最後は自分自身どう取り組むのかが問われますね。


その点撮影会といった催しは、あらかじめお膳立てがあるので、個人的にはあまり好きではありません。
撮影会は、あくまでも撮影が主体ですし…。


HVCCでは、クラブ自体での撮影会という名目では行なわない方針です。
具体的には帝釈峡での合宿で行なったように、フリーにしたいと思っています。


そうだったから雨あり雪ありで…、フリーでよかった面があります。


全員が一緒にゾロゾロ撮り歩くというスタイルは、そろそろ卒業すべきだろうと思うんです。
どうせ同程度の出費をするのだったら、一本でも多くの作品を見るとか、お互いに意見交換するとかが必要だと思います。
 これだけははっきりさせておきたいのは、今回の合宿はKさんを講師として呼んだのではなく、ひとりのビデオ仲間として共通の認識に立てれば、ということだつたわけです。
この点はメンバーにもある程度理解してもらえただろうと思いますが、まだまだ見る目がそうですから、それを払拭するためには今後も執拗にやっていく必要があるでしょうね。
 今回聞いてみたのですが、みなさんコンテストにも出していないそうなんです。
やっぱり、出して欲しいですね。
とにかく、出すことから始めて欲しいんです。
当然締切がありますから、それまでには完成させなければなりません。
それが目標にもなりますし、コンテストが全てというわけではありませんが、人間は切羽つまらないと物事ができないという弱さもありますからね。


だけど、ぬるま湯につかっていた方が楽は楽ですよ。
★続く★

↓宜しければ、応援のクリックをお願いします。       
人気ブログランキングへ

広島ビデオコミュニケーションクラブ(HVCC)
http://www42.tok2.com/home/hvcc/

No.1003 作品づくり苦労話 (11) [アマチュアビデオクラブ]

1995年12月、当時広島市内に在住のアマチュア映像作家Kさんと対談する機会を得ました。
その頃、クラブの会報はプリントした物を配布しており、現在のメール配信からすれば、手間がかかっていたのも事実です。
そのクラブ会報の発行100号を記念して、前述した対談となった次第で、翌年春、冊子にまとめて配布しました。
以下、何度かに分けて、収録した内容をご紹介したいと思います。

※文中、◎がKさん、㈹は聞き手である私
 原文のまま転載

【音声も映像と同じく重要】

私の場合ですが、有料の講習会などには行ったことがありませんし、大体は自分で研究しながら取り組んできました。
当然、自己流のところもありますが、やはり「習うより慣れろ」とは良く言った言葉だと思いますね。


○○さんの場合、メカに強いから…。


実際はKさんと似たような感じなんですがね…。
私が思うのは、機器を更新すると習熟期間が必要で、その間は作品つくりにも支障をきたすことが多いものです。
だから、使用する機器はある程度でよいと思います。
こんなことを言うと、メーカーや販売店さんも儲けたいから困るのでしょうけれどね。


私も購入した音声用の機器に不慣れなため、時間がもったいないと思うのですが…。
ビデオの世界は、とにかく、みなさん「きれいな映像を」と言いますが、音声についてあまり言う人がいないんですよね。
私自身がやってみて、音声が上手くいかないんです。
音声というものは、映像の世界では画に匹敵するような重さがあるのではないかと思っています。
実際、音声がそのシーンを盛り上げる場合も多いと感じるのですが…。


みなさんの作品を見て思うのは、総体的に音声のレベル、つまり大きさが過大な場合が多いんですね。


音声レベルにしても、「過ぎたるは及ばざるがごとし」ということですね。


たとえばナレーションのある場合でも、BGMのレベルが高いので、何を話しているのかわからないということもあるんです。
大体は7対3の割合とか、法則のようなものもあるんですけれどね。
一般的に聴いた場合にナレーションの上手下手以前に、音声レベルの適正化、つまり聴く側に立った音づくりがまだまだ不十分な気がしています。


みなさん映像に凝るくらい、音声にも凝って欲しいですね。


映像を編集し、アフレコでBGMを入れる手法が一般的ですが、その場合も画とBGMのテンポまで考慮して、というような作品はどちらかというと少数になってしまうのが現実だと思っています。
そこで、広島なら原爆、平和問題ということになるのでしょうが、今年で節目の50年を過ぎるということで、来年はアマチュアのなかから作品化する人は出てくるのでしょうか?


ビデオにこだわる人は、どちらかというと意識が高いと思うので、来年以降も「だから、今こそやるんだ」という人が出てくると思いますね。


それが本当の意味での自己主張だろうと思います。
単にその時々の流行作品だったら、マスコミとの二重写しになりますから…。
私も、来年は九州方面を題材に考えているところです。


話を聞いてみて、楽しみにしています。


遠方なのでアポ取りも含め、取材が大変だろうと悩んでいるんですよ。


取材の場合でも、風景とか静的なものだけを撮っていくだけならいいのですが、相手が人間の場合に、どうコンタクトを取るのか、取れるのかという点で難しさがあります。
★続く★

↓宜しければ、応援のクリックをお願いします。       
人気ブログランキングへ

広島ビデオコミュニケーションクラブ(HVCC)
http://www42.tok2.com/home/hvcc/

前の10件 | 次の10件 アマチュアビデオクラブ ブログトップ
メッセージを送る