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No.1195 間もなく95歳 [鉄道]

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 当地に保存されている蒸気機関車、48650号機は製造から95年を迎えようとしています。
記録によると、48650号機は1921(大正10)年11月に大阪の汽車製造会社で誕生した国産の蒸気機関車です。

 名古屋エリアを皮切りに、糸魚川(新潟県)~金沢(福井県)~小郡(山口県)~津和野(島根県)~下関(山口県)、そして1965年秋に三次(広島県)へ配置換え、芸備線や福塩線で活躍し、1970(昭和45)年12月に福塩線では最後となる貨物列車を牽引しました。
翌年春、正式に廃車となり、1972(昭和47)年3月から三次市内で保存され、現在に至っています。

 当初は野天に置かれていましたが、後に屋根が設けられました。
国鉄OBが定期的に掃除をしていたものの、高齢化などで掃除が行き届かず、近年は放置状態となっていました。

 見かねた鉄道愛好家が整備を思い立ち、一昨年の11月から作業を開始しました。
その後、助っ人も現れ、隣接する建物の取り壊しで半年以上も作業の中断を余儀なくされるなどしましたが、現時点で8~9割方完成に近づいています。

 各地に保存されている蒸気機関車の大半は、整備といってもペンキを上塗りするパターンが大半で、金属部分を磨くという手法は一部で行なわれているに過ぎません。
48650号機の整備は錆や元の塗装を落とし、動かせそうな部品は分解して、必要なら修理するという本格的なものです。

 過日、国鉄在職時代に蒸気機関車の掃除や運転に携わったOBが立ち寄り、「当時よりも綺麗になった」と驚いたとか。
動輪を繋いでいるロッド類も磨き出しで、自治体等に貸与されている保存機関車では稀だと思います。

 各地に保存されている蒸気機関車、近年は邪魔者扱いされて解体された車両も少なくありません。
貴重な産業遺産であり、地域の宝物として末永く残して欲しいものです。


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